技術紹介
UAV
ドローンに搭載されている高解像度カメラで地表を撮影し、sfmソフトにて写真解析を行いオルソ画像または点群データを生成することにより現地を3次元的に把握することが可能です。抽出したデータを元に様々な情報を取得する事ができ、平面図、縦横断図作成等各作業に掛かる作業日数を大幅に削減することができます。
三次元点群データ
オルソ画像データ
実際にドローンで撮影した写真
日本には現在建設後50年を超えた長さ2m以上の橋梁が数多く有り、将来その数は増加し続ける一方です。予防保全の観点からも点検は必須であり、当業務は市町村に一任されています。この点検業務において従来なら足場を組む、大型特殊車両等など用いて行っていた高所での作業もUAVを採用するによって安全かつ効率的に作業を行う事ができ、撮影した写真から3Dモデリングを行う事で直感的な打ち合わせも可能です。
UAVは従来の航空測量で使用していた航空機と違い広大な土地を必要とせず小規模な範囲からの離着陸が可能です。機体自体も小型化されており飛行性能も向上しているのでこれまでの災害調査では人が立入る事が出来なかった危険な箇所の状況を把握する事ができ、復旧対策データとして活用する事が可能です。
道路脇の斜面が崩壊
鉄道橋梁が濁流で流された跡
重量 (バッテリーとプロペラを含む) | 1338g |
対角寸法 (プロペラを含まず) | 350mm |
最大飛行時間 | 約30分 |
衛星測位システム | GPS/GLONASS |
センサー | 1インチ CMOS 有効画素数:20MP |
レンズ | 視野角:84°、8.8mm/24 mm (35mm判換算) f/2.8〜f/11 オートフォーカス (1m〜∞) |
写真 | JPEG、DNG (RAW)、JPEG + DNG |
編集ソフト | Metashape |